設計事務所本棚9mmのラワン合板で製作した本棚。
9mmという薄さでも細かく方立(縦の仕切り)を入れれば強度的な問題もなく本の荷重にも耐えられるようになります。
(通常は20mm程度で作ります)

設計事務所棚建築模型用の大判の紙などを収納し、模型の製作などの作業をするための作業台です。こちらもラワン合板。
天板にはグレーのリノリウムを貼っています。

最近は価格を抑えるためにラワン合板を使用することが増えてきました。
材料費自体はそれほど変わりませんが無垢材の場合板にするまでに、荒板の状態から少し削り、時間をおいて反りをだしてからまた削り、厚みを一定に揃え必要な板幅になるよう数枚の板をはぎ合わせ、表面を仕上げる、という作業が必要になります。
合板は、この工程分の作業手間を省けるというわけです。

できればすべて無垢材で作りたいですが、ご予算もいろいろですので見えないところは合板を使用するなど臨機応変に対応致します。

個人的には集成材より合板が好き。とくに赤いラワン合板。